6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/13(木) 20:59:52.00 ID:7N6eCd/BO
そして暫くしてから、小町が視線を元に戻して、俺を見た。
「あの…さ、やっぱり雪乃さんのこと…」
ポツリと小町が言った。
「雪ノ下ならいつも通りだ、小町が心配するようなことはなんもねぇよ」
そういってクシクシと小町の頭を撫でる。
そして席をたとうとしたが小町がまた口をひらいたため、まだ席にとどまることにした。
「さっきは…さ、いつも通りっていったけど…そんな事ないよ…、だってお兄ちゃん、なんか辛そうだもん…」
「んなこたねぇよ」
そのあとなんだか、酷く寂しくなって、やることをやったら家から逃げるように外に出た。
独りは慣れていたはずなのに。
泣きたいとか悲しみともまた違う、虚無感があった。
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