9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/13(木) 21:01:49.34 ID:7N6eCd/BO
俺は鍵を手に取り部室へと向かっていた。
なんだか誰も居ないと昔の風景が観れるような気がしたのだ。
ノスタルジックな気分に浸りたかった。
そうすれば、何かが変わるという訳ではない。
だけど俺は部室へと向かっていた。
寒いわけではないが、身震いしながら歩く。
そして部室の前に立ち、ドアを引くと、
そこには、部屋があるだけだった。
いや、当然と言えば当然だ。
昔いた人がいなくて昔がわかるかけない。
俺たちがいた場所が大事なのではなく、俺たちの関係が大事なのだ。
なんだか見慣れた部屋なのに、別な所にいる気分になった。
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