87: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:02:16.20 ID:XUCo7HEVo
 まどか「……ほむらちゃん。わたしは、ほむらちゃんのことが大好き。友達じゃなくて、特別な人として」 
  
 まどか「ほむらちゃんとそういう関係になりたくて、ほむらちゃんだけを想って…本命チョコ、作ったの」 
  
 ほむら「私だけを……?」 
88: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:03:04.44 ID:XUCo7HEVo
 まどか「もし、わたしを受け入れてくれるのなら…このチョコ、受け取ってほしいな……」 
  
 ほむら「わ、私は…その……」 
  
 まどか「ほむらちゃん……?」 
89: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:04:19.96 ID:XUCo7HEVo
 ほむら「……本当は私からと思ってたのだけど、お返しという形になってしまったわね」 
  
 まどか「あ…それ、さっきの……」 
  
 ほむら「さっきは覆いがしてあったから、中身がわからなかったわね。……これが、中身」 
90: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:05:08.00 ID:XUCo7HEVo
 ほむら「……赤いチューリップには『愛の告白』という花言葉があるの」 
  
 ほむら「……まどか、私もあなたが…大好き」 
  
 まどか「……ほん、と…だよね……?」 
91: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:06:15.39 ID:XUCo7HEVo
 まどか「……受け取るよ。受け取るに…決まってるじゃない」 
  
 まどか「わたし…この本命チョコ渡して、受け入れてくれるのが1番嬉しいことだと思ってた。でも……」 
  
 まどか「ほむらちゃんがこんな素敵な花束を用意して…わたしに告白してくれるなんて、思わなくて……」 
92: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:07:25.68 ID:XUCo7HEVo
 まどか「よかった……。ねぇ、ほむらちゃん。ひとつだけ聞きたいんだけど」 
  
 ほむら「何かしら?」 
  
 まどか「えっと…どうしてチューリップだったの?こういうときって大体バラだと思うんだけど」 
93: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:08:13.83 ID:XUCo7HEVo
 まどか「何で108本なのかはわからないけど…わたし、待ってるからね」 
  
 ほむら「えぇ。……あの日、私もまどかもお互いに贈るものを買いに行ってたなんて…ちょっと笑っちゃうわね」 
  
 まどか「え?」 
94: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:09:09.47 ID:XUCo7HEVo
 まどか「そう言えば確かにそんなこと言ってたね。……そうだ、あのとき言ってたわたしを大好きって……」 
  
 ほむら「えぇ。勿論友達としての好きじゃないわ」 
  
 まどか「そ、そうだったんだ。あのときの好きって言葉がずっと引っかかってたの……」 
95: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:09:46.43 ID:XUCo7HEVo
 ほむら「……さて。それじゃまどかがくれたチョコ、食べてみようかしら」 
  
 まどか「う、うん。お昼に渡したのはもう食べてくれた?」 
  
 ほむら「いえ、まだよ。家に持って帰ってから食べようと思ったのだけど……」 
96: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:10:22.31 ID:XUCo7HEVo
 ほむら「あ…これ、ハートの……」 
  
 まどか「うん。ほむらちゃん…食べてみたいって言ってたから……」 
  
 まどか「本命だからハート型にしてみたんだけど…ど、どうかな」 
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