90: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:05:08.00 ID:XUCo7HEVo
ほむら「……赤いチューリップには『愛の告白』という花言葉があるの」
ほむら「……まどか、私もあなたが…大好き」
まどか「……ほん、と…だよね……?」
91: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:06:15.39 ID:XUCo7HEVo
まどか「……受け取るよ。受け取るに…決まってるじゃない」
まどか「わたし…この本命チョコ渡して、受け入れてくれるのが1番嬉しいことだと思ってた。でも……」
まどか「ほむらちゃんがこんな素敵な花束を用意して…わたしに告白してくれるなんて、思わなくて……」
92: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:07:25.68 ID:XUCo7HEVo
まどか「よかった……。ねぇ、ほむらちゃん。ひとつだけ聞きたいんだけど」
ほむら「何かしら?」
まどか「えっと…どうしてチューリップだったの?こういうときって大体バラだと思うんだけど」
93: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:08:13.83 ID:XUCo7HEVo
まどか「何で108本なのかはわからないけど…わたし、待ってるからね」
ほむら「えぇ。……あの日、私もまどかもお互いに贈るものを買いに行ってたなんて…ちょっと笑っちゃうわね」
まどか「え?」
94: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:09:09.47 ID:XUCo7HEVo
まどか「そう言えば確かにそんなこと言ってたね。……そうだ、あのとき言ってたわたしを大好きって……」
ほむら「えぇ。勿論友達としての好きじゃないわ」
まどか「そ、そうだったんだ。あのときの好きって言葉がずっと引っかかってたの……」
95: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:09:46.43 ID:XUCo7HEVo
ほむら「……さて。それじゃまどかがくれたチョコ、食べてみようかしら」
まどか「う、うん。お昼に渡したのはもう食べてくれた?」
ほむら「いえ、まだよ。家に持って帰ってから食べようと思ったのだけど……」
96: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:10:22.31 ID:XUCo7HEVo
ほむら「あ…これ、ハートの……」
まどか「うん。ほむらちゃん…食べてみたいって言ってたから……」
まどか「本命だからハート型にしてみたんだけど…ど、どうかな」
97: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:10:59.90 ID:XUCo7HEVo
ほむら「それなんだけど…お願いがあるの」
まどか「お願い?」
ほむら「えぇ。……その、これを…食べさせて…ほしい……」
98: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:11:52.20 ID:XUCo7HEVo
まどか「い、いいけど…ちょ、ちょっと待ってね」
まどか(た、食べさせてって…あーんってことでいいんだよね……)
まどか(でも、それでいいのかな……。不満ってわけでもないんだけど……)
99: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:12:22.86 ID:XUCo7HEVo
まどか「う、ううん。何でもないよ。待たせてごめんね」
まどか「じゃあ…やるよ、ほむらちゃん」
ほむら「えぇ…お願いするわ」
100: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:13:19.70 ID:XUCo7HEVo
ほむら「……まどか、これって…雑誌に載ってた……?」
まどか「ん!」
ほむら「……まさかそう来るなんて…思いもしなかったわ」
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