1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/14(金) 21:05:18.63 ID:NAIAVvAC0
お仕事が終わって事務所に帰ってくると、扉に寄りかかり胸に手を当てている春香ちゃんの姿がありました。
ギュッと目を閉じて、まるで大きな仕事をやり遂げたかのような。
そんな様子です。
「春香ちゃん?」
「あ、おかえりなさいあずささん。」
「どうしたの?そんなところで。」
「え?あ、いえ、何でもないです!」
私の問いかけに慌てふためく春香ちゃん。
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2: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/02/14(金) 21:07:26.66 ID:NAIAVvAC0
「あ、そ、それじゃあ私帰りますね!」
慌てて横をすり抜けていった春香ちゃんを見送り、事務所の扉を開く。
3: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/02/14(金) 21:08:01.72 ID:NAIAVvAC0
プロデューサーさんと小鳥さんが出迎えてくれました。
コートを脱ぎ、ハンガーにかけてラックに吊るします。
「外寒かったですよね?今お茶入れてきますね。」
4: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/02/14(金) 21:08:41.45 ID:NAIAVvAC0
「竜宮小町は皆よくやってくれてますから、安心できますね。」
そう、笑顔で言うプロデューサーさん。
5: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/02/14(金) 21:09:20.85 ID:NAIAVvAC0
私が言うと安堵したような表情を見せてくれました。
話しながら机を見ると可愛く、綺麗にラッピングされた箱が一つ置いてありました。
きっと、春香ちゃんがプロデューサーさんに渡したのね。
さっきの様子を見ていたら、そうなのだろうと思えました。
6: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/02/14(金) 21:09:54.23 ID:NAIAVvAC0
「あの、プロデューサーさん…。」
「どうしました?あずささん。」
7: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/02/14(金) 21:10:25.31 ID:NAIAVvAC0
「いえ、何でもありません…。」
「? そうですか。」
8: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/02/14(金) 21:11:12.86 ID:NAIAVvAC0
「あずささんは、それで後悔しませんか?」
「え?」
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