過去ログ - モバP「アイドルのいる風景」
1- 20
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/15(土) 00:25:47.12 ID:lf+VB/Zqo
奈緒と加蓮のユニット、ツインスターはなかなか好評で観客の声援も舞台袖ま
で聞こえてくる。凛はいつもと同じようにお気に入りの蒼いアクセサリーを握
ってイメージする。しかしどうにも定まらない。普段なら気にならない声援が
今日は耳に付いてしまう。もうすぐツインスターのライブが終わり、自分の番
が来る。それなのにイメージは雲散霧消してしまった。なぜ自分がライブをや
っているところが想像出来ないのか。先週までは確かに……。

凛の頭に色鮮やかなイメージが浮かぶ。そうだ。そのイメージには。
ツインスターが拍手喝采に送られて帰って来た。息を切らした奈緒と加蓮とす
れ違う。

「ごめん」

凛の口から自然にその言葉が零れた。

「気にすんな」
「頑張ってね」

煌くステージに向かう彼女の背中に二つの言葉が届いた。
もう心に迷うものはない。
今の私にはちょっとこのステージは広いけど、でも私はここで輝く。
ただアイドルを楽しむために。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
31Res/39.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice