過去ログ - 【グロ注意】田井中律ちゃんを監禁してみた
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1: ◆cF7pW48zQ6
2014/02/15(土) 14:52:19.40 ID:7AJogItDO
田井中律は地下室にいた。
どう改築したのか、絵に描いたような薄暗い、錆び臭い部屋。律の手首と両足には手錠が嵌められている。身動きがとれず、床に這いつくばっている。
相当暴れたのか、律は疲れきった、それでも落ち着かない様子で、動悸荒く周囲を見つめている。

律はどうして自分がここにいるのか知っていた。

下校中、秋山澪と別れ、人気のない通路を通りかかったとき、誰かに後頭部を思い切り殴られたのだ。
気を失うまで数十秒かかったが、その間にも、自分がなにかの事件に巻き込まれつつある、というのは無意識的にしろ、意識的にしろ、感じた。

田井中律は恐怖していた。
目覚めた場所があからさまな監禁室だったからである。
どこからか水漏れしているのか、ポツリ、ポツリと水が垂れる音が律の焦燥を煽った。息荒く、何度も生唾を飲む。

思考は敢えて止めていた。
自分がこれからどうなるかは考えたくもなかった。
強姦されるか、暴行され殴り殺されるか、それは加害者の性癖に左右されるものである。
田井中律にとっての現実は、そのどちらかであった。

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2: ◆cF7pW48zQ6
2014/02/15(土) 14:53:25.28 ID:7AJogItDO
鉄状の扉が軋み、響く音が振動で伝わる。
男が入ってきた。細身で小柄な、陰気そうな男性。
律は虚勢を張る。
「あんた……、こんなことして、只で済むと思ってんのか。警察沙汰だぞ……」
男は律を眺め、その全体を見つめる。
以下略



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