過去ログ - とある道具と幻想殺し -SS速報VIP

過去ログ - とある道具と幻想殺し

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22: ◆VlKajohbQ6Gw
2014/03/02(日) 21:09:52.32 ID:YiWCmOXoo
１です

いつのまにか鯖が復帰していた、荒巻さんお疲れ様

>>21さん　忠告どうも、心に留め置いときます

23:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 21:24:01.04 ID:knKDzdero
了解

24:ちょっと遅れた。すまぬ　 ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:08:03.92 ID:YiWCmOXoo
一章　裏と表

1

　「はぁ……」

25: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:15:59.97 ID:YiWCmOXoo
　ガツン、と唐突な頭への衝撃で現実に引き戻される。

　「う、うおぉぉぉ……」

　狭い車内なのでごろごろ転げるわけにもいかず、頭を押さえて足をばたばたさせるしかな

以下略

26: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:20:06.99 ID:YiWCmOXoo
　「おい滝壺、誰が『むぎのん』だ」

　「ごめん、むぎの。ふれんだのせいで悪くなった車内の空気を和ませようとしたんだけど…
　…」

以下略

27: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:26:09.00 ID:YiWCmOXoo
　「まぁ、冗談はこれくらいにして改めて今回の仕事の概要を伝えるわ、今度はちゃんと聞い
　ときなさいよフレンダ」

　麦野は声を先ほどの冗談交じりの声から一転、透明に通るようでありながら、周りの人間に
有無を言わせないほどの圧力を与えるような調子で話し始める。先ほどまで修学旅行のバスの

以下略

28: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:33:34.23 ID:YiWCmOXoo
　「あぁ？　仕方が無ぇな、経費で服代落としてやるからそれで我慢しろ……って、そういや
　何でアンタ今日は男物の学生服なんだよ、しかもサイズ合って無いし」
　
「あー、実はこれ借り物なんだ。昨日ちょっと男の子に助けられてね、結局、その時に貸し
　てもらった訳よ。」

以下略

29: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:36:43.51 ID:YiWCmOXoo
　「ねぇ麦野。後で『書庫』のデータ閲覧してもいい？　気になってるっていうのが、そいつ
　の能力についてなんだけど」

　「なんだ、そういう気になるか。いいけど仕事の後でな」

以下略

30: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:45:21.08 ID:YiWCmOXoo
　「あー絹旗、ちゃんと座りなさい。助手席は危ないんだから」

　ようやく漫才が終わったか、とため息をついて、目頭に手をあてながら麦野が注意する。

　「大丈夫ですよ、もし事故っても私の『窒素装甲〈オフェンスアーマー〉』なら超余裕で

以下略

31: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:50:09.51 ID:YiWCmOXoo
　「麦野……」

　本日二回目の上司の優しさに、明日は槍が降るかもしれない、などちょっと失礼なことを考
えながらも感謝しそうになって

以下略

32: ◆VlKajohbQ6Gw[saga]
2014/03/02(日) 22:56:03.42 ID:YiWCmOXoo
２

　「うわー、本当に人が超多いですね。ここから対象を探し出すのは超骨が折れそうです」
　
結局同じデザインの物を経費で落とすことで妥協して、お気に入りのワンピースに安全ピン

以下略

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