過去ログ - 【咲】京太郎「絶対に・・・！」咲「それ二回目だよ？」【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「絶対に・・・！」咲「それ二回目だよ？」【安価】

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78:目線は京太郎へと戻ります ◆DPkOkPvi9o[saga]
2014/02/18(火) 03:24:04.80 ID:p9Z66AKF0
目が覚めたとき、そこはあの鏡の部屋だった。

そこにはあの少女。
ただし、着ている着物は所々切れていた。

その様子はまるで、この壊れている鏡の世界を表すようだった

「よかった...京太郎。本当によかった..!」

泣きながら抱きついてくる。

京太郎「そんな、俺が死ぬでもないし」

「いや、あともう少しで京太郎は消えるところだった。ごめんなさい。私がちゃんとしていれば。封印を守れていれば..」

涙で頬を濡らしながら、ただごめんなさいといっている。

京太郎「そんなことないよ。もし、君がいなければおれはもっと酷い方法で破っていたかもしれない。もっと最悪の展開になっていたかもしれない。でも、俺はここにいる。ちゃんと。それに、すべて思い出せた。」

目の前の少女はある人に似ていた。
それで、全てが繋がった。

「私はあの子とは違う。ただの思いの残滓。でも、もう要らないかな？」

少女は悲しげに言った

京太郎「そんなことあるもんか」

俺は少女を抱き返した。

京太郎「これからも、頼むよ。俺はまだ弱いし、誰かを助けるチカラも、足りない。だからさ、お願いだよ」

「いいの？」

少女は聞き返した。
それの返答は決まっている

京太郎「当たり前だ。俺たちは、仲間だし、相棒なんだから」

少女は笑った。
涙をまた流しながら

「ならしょうがないね。誰かさんを助けるために、がんばろうっ」

そこで、俺の視界は暗転した

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