過去ログ - 【安価二週目】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」 咏「Part3」
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◆qV6dwdDny6
[saga]
2014/03/19(水) 00:33:50.88 ID:pk3SrWAsO
遅れてすまん。今はこれだけで勘弁してくれ。眠気がすごい
小瀬川白望についてep4起
「…惚れてたの?」
シロが此方を見てくるが俺はそれを無視する。反応したら負けだ…今更だがこれは羞恥プレイじゃないのか?
「私は…最初から惚れてた」
後ろから俺を抱きしめながらシロは俺の肩の上に顎を乗せた。
シロの吐息が間近で聞こえてくるのと背中に当たっている柔らかい何かが理性を削りとっていく。
「京太郎はどうなの?」
耳元で再度囁く…ああ、本当にシロは魔性の女になった。
「忘れた」
シロの方に首を少しだけ傾けてシロに触れる。
冷たい。クーラーに当たりすぎたからかシロの頬は冷たかった。
「……そう」
半ば解答を予測してたのか深くは聞いてはこなかった…でもまあ、この時点で解答を言っているのと変わらない。
「次は大学の話だよね」
文章に目をやりながらシロはそう聞いてくる。出会い、日常を書いたのだから次は大学の話…順当にいけばそうなる。だが俺は大学の話を書きたくはなかった。
「大学の話は書かない」
はっきりと口にする。これは意思表示だ。
「……まだ引きずってるの?」
引きずってると言われたらそうなのだろう。異性という壁を超えて友人になれた筈の人間が“事故”でこの世を去ってしまったのだから。
「なら整理するのにも書くべき。記憶は忘れるけど本は残るから」
整理か…そういえばシロも知り合いだったんだよな。辛いのは俺だけじゃない。
「……書くか」
思い返せば皮肉な人生だ。
これまでの人生を振り返れば必ず麻雀と女性が出てくる。
女性は仕方ないとしてもくされ縁みたいに麻雀は俺の人生についてくる。
咲との亀裂、シロとの出逢い…そして泉との別れ。
IFを考えられるならもしかしたら俺は麻雀が無い世界を願うかもしれない。そうすれば俺は今頃きっと…
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