4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 14:19:05.38 ID:X3EeiEKAO
勇者「おりゃっ」バシッ
戦士「くっ参った!」
審判「そこまで!勝者勇者!これにより国1番の強者となった!」
勇者「よっしゃあ!」
大臣「優勝者よ、国王様がお見えだ!」
勇者「ん?国王?」
王様「ふむ、お主が優勝者か……いい顔だ、ではここにお主をこの国の勇者と認め、魔王討伐の任を与える!」
勇者「おーお?え?勇者?魔王討伐?」
大臣「何じゃ知らんかったのか?」
勇者「飛び入り参加だったもんで」
大臣「ふむ……では説明してやろう、最近魔物の活動が活発になり、交易などが滞っておるのは知っているな?」
勇者「あーまあ一応」
大臣「このままにしていては、いずれ国は弱り魔物に滅ぼされてしまう」
王様「そこでこの大会を開いたのだ、1番強い者を選び勇者とし、魔物の親玉である魔王を討伐させ、魔物を元の地に追いやるのだ」
勇者「はあ……」
大臣「何か問題があるのか?勇者になるのはとても名誉な事なのだぞ」
勇者「いやその……俺実家を継がなきゃいけないから、勇者はちょっと」
王様「ならばこうしよう、勇者として魔王討伐の旅には出てもらうが、定期的に実家に連絡をとり、場合によっては帰って仕事をしても構わん」
大臣「なるほど、二足の草鞋と言うやつですな、多少は大変だろうが、それならば問題はあるまい?」
勇者「えっと……」チラッ
国民達「「「「……」」」」
勇者「……分かりました、魔王討伐の任お受けします」
国民達「「「「ワーワー」」」」
勇者「はぁ……」
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