12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 16:15:06.60 ID:MG0rKjSR0
「千早さん、どうしたんですかー?」
少し舌っ足らずな明るい声、気遣わしげな目線、高槻さんだ。
「ええ、ちょっと原稿の内容をね」
「アイドルって何か?」
高槻さんに皆の言っていた事を話してみると少しだけ高槻さんの表情が険しくなる。
「私、家が貧乏だからアイドルしてたんですけど…それって変なんでしょうか…」
「そんなこと無い!」
暗い表情で俯いてしまった高槻さんに、私は思わず声を上げていた。
「高槻さんの明るい笑顔や頑張る姿を見て、皆頑張ろうって思えるもの、高槻さんが頑張る姿は、皆に元気を与えてくれる…ご、ごめんなさい、突然大きな声を…」
「千早さん、ありがとうございます、。何か私、もっと頑張って皆が元気になってくれたら嬉しいかなーって」
「ふふっ、そうね…。高槻さんなら出来るわ」
「えへへっ、これからも元気200%で頑張っちゃいまーす!」
そう言うと、高槻さんは給湯室の掃除をしに行った。
高槻さんにとってのアイドルは、両親の手助け、でもその姿を通じてみんなに元気を与えているのね。
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