過去ログ - 如月千早「私は、アイドル」
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14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 16:16:24.25 ID:MG0rKjSR0

「アイドルとは何か…私達自身の存在の理由とでも言うのでしょうか?」

何時の間にか私の後ろに居た四条さんの声に、心臓が跳ねる。

「お!脅かさないでください!」
「ふふっ、余程悩まれているようですね」
「聞けば聞くほど、アイドルというものが何なのかがよく分からなくって」
「ふむ…勇気、希望、挑戦、家族のため、そして運命…キラキラ、楽しい…皆、自分らしい答えを持っているものですね」
「四条さんは、どう思いますか?」

四条さんはふっ、と笑うと唇に人差し指を当てる。

「それは、とっぷしぃくれっと、です」

はぐらかすような声の後、四条さんは、続けた。

「千早、人は皆、己の中に答えを持っているものです。心を見透しそれを見つけた時、それが貴女の糧となりますよ」

四条さんはそのまま、高槻さんが用意していたお茶を飲みに給湯室へ入っていった。



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