過去ログ - 如月千早「私は、アイドル」
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17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 16:19:06.49 ID:MG0rKjSR0

「夢、ね。律子にしては気の利いた事を言うじゃない」
「何よ伊織。文句あるの?」
「別に〜」
「じゃあ聞くけど、あんたはどう思ってるの?」

私が聞く前に、律子が伊織に聞いていた。

「私?私は決まってるじゃない、私の力がどこまで通用するのか見てみたいのよ。お父さまやお兄様達の力じゃなくて、私の力がね」
「響と似ているわね」

そう言うと、少し不満げな顔をした伊織がでも、と続ける。

「最近はもっと別の事も思うの。私達がステージに居る時、ファンの皆は凄く楽しそうでしょう?それを見るのが、私は楽しみなのよ」
「伊織、まともなことを言うわね」
「私は何時だってまともよ!律子、あんた」
「はいはい、これからも期待してるわよ、伊織様」
「何かこう、小ばかにされた感じね」
「はいはい、千早、まああんまり固く考えない事よ、ニューヨーク行の件もあるんだから」
「ふんっ、まあ見てなさい。アンタがニューヨークなら私はハリウッドよ!」
「ふふっ、期待してるわ」
「…何か、その余裕の笑みね…」




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