過去ログ - 如月千早「私は、アイドル」
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7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 16:09:54.19 ID:MG0rKjSR0

「あっ!千早お姉ちゃん、おはおはー」

真美がいつもの調子で私に抱きついてくる。このこは、どう思ってるのかしら?

「ねえ、真美はアイドルってどういうものだと思う?」
「えーっ?んーとねー…。そんな難しいこと、考えたことないや」
「そう…」
「でもでも!真美達はいっつも楽しいよ〜、真美達が楽しいと、ファンの兄ちゃんや、姉ちゃん達もめっちゃ楽しそうだしね!」
「そうね、真美達のステージ、会場もすごい盛り上がるものね」
「真美達が楽しくない時はみんなも面白くないっしょ?だから真美達は全力でアイドル楽しんじゃうよ!」

真美にとってのアイドルは「楽しいもの」らしい。
それは決して自分のための物じゃなくて、ファンの皆が楽しくなれるように自分たちも楽しもうということなのかもしれない。


「ありがとう、真美」
「お礼なんていいよ?多分亜美もおんなじ事考えてると思うよ!じゃーねー!」

そのまま走って音無さんに抱き着いていった真美の姿を見送りながら、私はまた思案に耽った。



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