16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:41:48.82 ID:cdt9ilkTo
「本当だよ。嘘じゃない。ぜったい、嘘じゃない。
京子はかわいいし、優しいんだから、ぜったい結婚できるよ」
「私と結婚したい人なんかいないもん」
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:42:49.19 ID:cdt9ilkTo
―――――――――
―――――――
―――――
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:44:02.70 ID:cdt9ilkTo
「結衣が教室で寝るなんて、珍しいね。昨日遅かったの?」
「そうじゃないけど、なんか日差しが気持ちよくって」
教室を出て、いつもの部室に向かいながら話す。
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:44:28.08 ID:cdt9ilkTo
「嘘」
私は先ほどまで見ていた夢を思い出して、顔が赤くなるのを感じる。
まさか、変なこと言ってないよな。
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:44:59.60 ID:cdt9ilkTo
「……京子がかわいかったころの夢」
「今もかわいいじゃん?」
と言って、ぐいっと顔を近づけてくる。
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:45:30.43 ID:cdt9ilkTo
今の中学生の京子。
昔から大して変わらない幼い顔。
でも、今の彼女は昔よりさらに魅力的で。
かわいくて。
22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:45:57.25 ID:cdt9ilkTo
「――結衣?どうかした?」
「……約束」
と、私は言った。
23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:46:36.20 ID:cdt9ilkTo
京子はキョトンとした顔でこっちを見ている。
言うんじゃなかった。
24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:47:11.91 ID:cdt9ilkTo
「え?」
「と、言ってるうちに部室とうちゃーく。寒いから入ろうぜ」
25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:47:42.89 ID:cdt9ilkTo
「ちなつちゃん、お茶ー!」
「もう、今お茶淹れますからじっとしててください」
26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 17:48:31.14 ID:cdt9ilkTo
「結衣ー、そんなとこいないで早くおいでよー」
「結衣せんぱーい、お茶入りましたよー」
35Res/18.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。