43: ◆ZuU1SJY84s[saga]
2014/03/26(水) 08:55:41.09 ID:HLIP5ssDO
廊下に出ても、そのまま引っ張られていく。別のクラスの人達は不思議そうに見ていた。目的の場所に着いたのか、親友は先に部屋に入っていく。数十秒、数分。部屋に誰も居ないことを確認した親友が出てくる。ここは図書室だった。
親友「何があったの?あり得ないと思うけど、喧嘩でもしちゃった?」
眉間にシワを寄せて、親友が聞いてきた。その問いかけに黙って首を左右に振る。親友はよかったと言うとそのまま、私を抱き締めた。
親友「あーもービックリしたよー。なんか嫌な予感がしたんだよね」
本当に心配してくれたんだと思った。私の胸に顔を埋めてグリグリと押し付けてくる。ふへへ、気持ちええわとかエセ関西弁が聞こえた。前言撤回、こいつ私の胸を堪能してやがる。
腕を押さえつけられる形で抱き締められていた。計算なのか脱出に余計な時間が掛かってしまう。
着崩れた制服を整えて、制裁を加えた親友を見た。
妹「反省した?」
親友「うん」
妹「…感想は?」
親友「マシュマロ思い出した。また大きくなったよね?3ぐらい」
言い当てやがった。普段から計測でもしてるんだろうか?正座しながら得意気に話す親友。
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