過去ログ - 美希「千早さんと温泉旅行に行きたいの」
↓
1-
覧
板
20
7
:
1
[saga]
2014/03/02(日) 21:15:03.87 ID:TJba4Bx+0
「美希、本気でそれを言っているなら怒るわよ?」
「え……?」
顔を上げると千早が悔しそうな顔をしていた。
「美希はいつも私に対して過大評価をしているけれど。美希は私の持っていない良さがいっぱいある。性格だって仕事だってうらやましいと思うことも多いわ。だから、自信を持っていいの」
「千早さん、ミキのこと好き……?」
「当たり前よ!」
安心からこらえていた涙が美希の頬を伝う。
「ごめんね不安にさせて」
千早が美希の肩を抱き頭をなでた。
「本当なの。千早さん、メールも電話も素っ気ないし。不安にならない方がおかしいの」
「ご、ごめんなさい……」
千早がうつむいて申し訳なさそうに言った。
「ふ〜ん、でも千早さんはミキのことが好きなのか〜」
「ミキ、そのニヤニヤをやめなさい」
「や、なの。千早さんは照れている顔が一番可愛いの」
美希がそう言うと、千早は美希に背を向けた。きっと恥ずかしいのだろう。それがわかって美希はいっそう嬉しく思った。思わず後ろから抱きついた。
「千早さん大好きなのっ」
「ちょっと美希、あんまり胸を押し付けないで……」
「千早さんは胸のことを気にし過ぎなの。美希はスレンダーで綺麗な千早さんの体、好きだよ?」
「美希ってば……」
そう言うなり千早が美希に体を預けてきた。美希はのぼせそうだと思いながら温泉を出たくないなと思い、ぎゅっと抱きしめるのだった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
11Res/6.76 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 美希「千早さんと温泉旅行に行きたいの」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1393762125/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice