過去ログ - 博麗霊夢「飛べない巫女はただの巫女よ」八雲紫「黙れ小娘!」クワッ
1- 20
362: ◆uQaas1cni3SM[saga]
2015/12/28(月) 00:26:15.49 ID:nwPlDOS60



パチュリー「貴女も、吸血鬼は『十字架に弱い』とか『ニンニクがダメ』とか聞いた事はあるでしょう?」

レミリア「あぁ」


その程度の知識、というか言い伝えは、魔法に対して無知なレミリアでも知っている。

パチュリー曰く、それはあくまで吸血鬼としても格の低いものに限定される弱点ではあるのだが、


パチュリー「悪魔に対して、祈りや、魔法以外の、『物理的に』対抗し、凌駕しうる手段はあるという事」

レミリア「……私の体に十字架やニンニクの臭いがあるとでも?」スンスン


前者ならともかく、後者なら生き物として不味く無いかと不安になったレミリアは自分の腕を嗅ぐ。


パチュリー「そうじゃない。ただ、未だ私達が知らないだけで、それと同等の『何か』があるのかもしれない」

パチュリー「貴女の体にはその『何か』がある」

パチュリー「だから貴女という精神に、悪魔を凌駕しうる切欠を与えた。……と、私は睨んでる」

レミリア「私の……体に?」


もし、そんなものが本当にあるのなら、それはまさに自分が求めていたものじゃないか。


レミリア(フランドールを確実に助けられる方法はあるって事じゃない!)


運に見放されているのではないかとばかり思っていたが、思わぬところに希望はあった。
レミリアは体の奥底から力が湧き上がってくるのを感じる。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
371Res/233.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice