過去ログ - 博麗霊夢「飛べない巫女はただの巫女よ」八雲紫「黙れ小娘!」クワッ
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52: ◆uQaas1cni3SM[saga]
2014/05/08(木) 22:53:35.66 ID:HSjL3o3e0



魔理沙「……そっか、やっぱ幻想郷がこんな事になってるのは妖怪の仕業だったのか……分かった
    私でよければ幾らでも力を貸すぜ!」

「え?いいの!?」



私の驚きをよそに魔理沙は身支度を始める



魔理沙「あぁ。どうせ外に出る予定だったんだ。それに、他ならないお前の、親友の頼みだしな」



さっきまで泣いていたとは思えないような、にかっとした元気な笑顔を見せる



「魔理沙……頼んでおいて変なこと言うけど”異変”っていうのは私も貴方も想像しているのとは遥かに違うのよ?
 私もどんなことが起こるかなんて分からない。……もしかしたら死んじゃうかもしれないのよ?それでもついてきてくれるの?」

魔理沙「あぁ、もちろん。でもさ、死ぬかもしれないからとか言ったけど……”だからこそ”だよ」

「……え」

魔理沙「その”異変”ってのがどんなものなのか私は知らないけど、幻想郷を”こんな”にするんだ。よっぽど強い奴じゃなきゃまずやらないだろ?
    てことはだ、そんな奴に霊夢一人で行かせるなんて私は出来ない。『お前を死なせたくない』からな」

「…………ぁ……うん……」


なぜだか、魔理沙のその一言に、私はなぜだか”呆けて”いた

そのときの魔理沙は私に背を向けていたから私の顔は見えないし、私自身も無論分からない。どんな顔をしていたのだろう?
なにより、なぜその言葉に引っかかったのかさえ、今は分からなかった



魔理沙「お、あったあった!よし、行こうぜ霊夢!」



タンスを漁っていた魔理沙はなにやら見つけたようで、ソレを手に取ると私を部屋の外に連れ出して
店の裏側にまで出て行った






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