過去ログ - 博麗霊夢「飛べない巫女はただの巫女よ」八雲紫「黙れ小娘!」クワッ
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99: ◆uQaas1cni3SM[saga]
2014/07/27(日) 21:32:11.12 ID:3GpKiWbh0



美鈴「あ、差し支えないようでしたら試験の場所まで送りましょうか?あの森の近くなら、目的地まで多少は道案内出来ると思うんですけど」

「あ、いいんですか?でしたら、霧の湖の近くにある真っ赤なお屋敷にまでお願いしたいんですけど」



と、思わず甘えてしまった時、私はようやく辺りを見回した。初めて美鈴さん以外を視界にいれたのだが



「……え?」

美鈴「あぁ、それでしたら――――――」



その時、ようやく気づいた



美鈴「ここですよ。ようこそ、紅魔館へ!」



ここが、紅い館の門の前だということに



「え?……あの、美鈴さん……貴方はどうしてここに?」

美鈴「? それはもちろん。私がここの門番だからですよ。この館の方達に仇なす者は私が通しません!」エヘン!



胸を張って自信満々に答える美鈴さんに、私はただ愕然とした



「……そんな」

美鈴「霊夢さん?」

「…………美鈴さん」



私はこの異変を解決しなくてはならない。そのためにはこの館に入る必要があるだろう
まさか、美鈴さんのような優しい妖怪がこの異変の首謀者というこはありえない

そんなことは、私の勘に頼らずとも分かっていた



「私の試験は”ここ”です。この赤い霧を止めることが私の試験です。だから、私はこの館にいる首謀者を突き止めて
 場合によっては倒さなくちゃならないんです。……だから、お願いがあります」



私は、応援してくれると言ってくれた美鈴さんを傷つけるような事は出来なかった。だから



「何も言わずに私を通してください!この幻想郷を守る博麗の巫女として、なんとしてもこの異変を解決したいんです!」





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