過去ログ - 【安価で】王様「今日からお前は『勇者』と名乗るのだ」【まったり殺し合い】
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248:[saga]
2014/03/10(月) 00:07:06.03 ID:wnTGqXBM0



天使「…………。」


書記「あら、おかえりなさい。魔王は倒したの?」


天使「!!」ビクッ

書記「どしたの、廊下に座り込んじゃって? 魔女の病室に入ればいいのに」

天使「……全部、知ってるくせに」

書記「それはもちろん知ってるけどね。この―――恩知らずが」

天使「……っ」ビクッ

書記「魔女が回復したら、みんなで仲良く王都を滅ぼす? それとも彼を殺しに行く?」

天使「う、うるさい! あたしは別に裏切ってなんかない! だって、あたしにはついて来てくれって、言わなかったから……! 向こうが勝手に出てって、あたしを置いて行って……」

書記「あなたが言いづらそうにしてたから、気を利かせてくれたんでしょ? 普段は全然気が利かないくせにね」

天使「そ、それは……」

書記「あの人間でさえ、彼やあなたのために奔走しているというのに。まったく、呆れたものね」

天使「あの人間?」

書記「あなたたちに軍の裏切りをリークしてくれた、車椅子の彼だよ。彼は今、王都の住民に訴えかけて魔族への偏見を解こうとしてるの」

天使「!」

書記「そして軍が、王都を守った彼らを殺そうとして追い出したことを訴えてる。もうそろそろデモに発展するんじゃないかな?」

天使「……あんたはどうなの? どっちの味方なの?」

書記「私は中立。誰の味方でもない。……ただし、あなたの答え次第では『傾く』かもしれないけどねー」

天使「え?」

書記「あなたはどっちの味方なの? 人間か、魔族か」




>>250
天使の選択は……

1、「べつに人間に味方するわけじゃないよ。……ただ、やっぱりあんなお別れはイヤだから!」
2、「……やっぱりダメだよ。私にはどうやったって、下等生物に味方するなんてできっこない……!」
3、「もしも人間が、そんなに悪いものじゃないってわかったら……そのときは、1歩を踏み出せると思う」







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