過去ログ - 【安価で】王様「今日からお前は『勇者』と名乗るのだ」【まったり殺し合い】
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46:[saga]
2014/03/04(火) 11:20:36.20 ID:Nqkc6c+b0



勇者「それでもやっぱり俺は、それは平和とは違うと思う!」

魔女「そうですか……。残念です」

勇者(おそらくまともに戦っても勝ち目はない。でもこいつを倒すことが俺の『戦い』じゃないんだ。電波ジャックさえなんとかできれば……)

勇者「」ビクンッ

天使「なーんか戻ってこないと思ったら、あたしをほっといて、こんなところでゴミと遊んでたの? お姉ちゃん」ガチャ

勇者(か、からだが……動かない)プルプル

魔女「部屋に入るときは、ノックくらいするものですよ」

天使「はーい。……って、ちょっと話逸らさないでよー!」トテトテ

勇者(ま、またガキ……こいつが、催眠暗示をかけるっていう魔族か)ピクピク

魔女「ですがちょうどいいところに来てくれました。私の能力は、あまり連続して使いたいものではありませんからね」

天使「こいつ、殺していいってこと?」

魔女「殺しはしませんよ。しかし平和な世界作りの邪魔をできないように」チャキッ


パンッ、パンッ


勇者「うぐぁあああああああっ!?」

魔女「足を潰しておきましょう」ニコッ

天使「ほい石化解除」キュイン

勇者「がはっ……!?」ドサッ

天使「ほら、死ねっ! 死んじゃえ、ごみ人間!」グリグリ

勇者「あぐっ、ぐふっ……」ジタバタ

魔女「こら、傷口を踏んではいけませんよ。……では、行きましょうか。人間と魔族の共存のために」

天使「ふふん、お姉ちゃんが優しくて助かったね。生きてたらあたしのペットとして『共存』させてあげる……よっ!」ゲシッ

勇者「ぐああああっ!!」


ガチャッ、バタン


勇者(……くそ、意識が朦朧としてきた……なにが殺さないだ、ばっちり太腿の動脈に当たってるっつーの……)

勇者(体が冷たくなってきた……これが死ぬっていう感覚か。思えば俺も、二人殺してるんだよな)

勇者(でも最期に、命令されたとかじゃなくて、自分の意思で戦うことを選んで死んだんだ……本望だよな)

勇者(久しぶりの研究所の外は……楽しかったかな)


ガチャッ


書記「くそみてーに辛気臭いモノローグは終わったかな?」

勇者「……。……」ピクッ ピクッ

書記「勝ち目がなくても戦うことを選んだキミは、誇っていい。私は『戦う者』の味方だよ」

勇者「……」

書記「傍観決め込もうと思ってたけど、気が変わったよ。キミのことが気に入った。さあ、『戦う』よ」スッ


パチン





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