過去ログ - 【安価で】王様「今日からお前は『勇者』と名乗るのだ」【まったり殺し合い】
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55:[saga]
2014/03/04(火) 17:12:35.80 ID:MW6LZE8G0



勇者「……まさか、あの金髪女の魔法か?」

天使「魔法? だれその金髪女って! 答えろ、ゴミ人間!」ギロッ

勇者(ぐっ……!? からだが、動かない……! さっき魔女が『催眠暗示』とか言ってたな……睨んだ相手に暗示をかける魔法か……!?)ググッ…

勇者「俺と一緒に、ここへ来た魔族だよ。途中でどっか行っちまったけど、おかしな魔法を使うんだ」

天使「……そいつが、おねえちゃんを攻撃したっていうの……?」

勇者「少なくとも俺じゃない。相手の記憶を読むってだけの能力で、どうやって人を気絶させるんだよ」

天使「……え? あ、あんた、魔族なの?」

天使(嘘を言えないように、『邪視』で暗示をかけよう)ギロッ

勇者「俺は魔法が使えるだけの人間だよ」

天使「……? 魔法が使える人間を魔族って言うんじゃないの?」

勇者「え、いや、そうだけど……あれ?」

天使(……嘘はついてない。さっきもおねえちゃんとお話ししてたってことは、味方だったんだ!)

勇者(!! 解放された……?)ガクッ

天使「そっか、そうなんだ。ごめんねおにいちゃん、人間だと思ってひどいこと言っちゃった。じゃあ、おねえちゃんの記憶を読んでなにがあったのか調べて?」

勇者「いいけど、相手の血を舐めないと記憶は読めないぞ? そういう発動条件なんだ」

天使「うっ……たぶんおねえちゃん、血が少ないからこうなってるんだ。能力を使いすぎたんだよ。だから血を流すのはは……」

勇者「というか、もう脈が……止まってる」

天使「そんな……!? おねえちゃん!!」ユサユサ

魔女「」

天使「うぅ……おねえちゃん……」ポロポロ

勇者(……魔族同士だと、普通に悲しむもんなのか? 明らかに姉妹って外見でもねぇし……)

天使「……ぐすっ……とにかく、テレビで暗示、かけないと……おにいちゃん、おねがい、てつだって」グスッ



>>55
崩れ落ちる天使の背後で、勇者は……

1、「……悪いけど、俺はそれに反対なんだ。だから手伝えない」そう言いながら、天使の後頭部を後ろから掴む。
2、「おねえちゃんが言ってたぞ。これからは魔王から離れて、もっと平和的に動くって」そう言いながら、天使の頭を撫でる。
3、「……ごめんな、俺もこれからやることがあるんだ」そう言いながら部屋を後にして、書記を探しに行く。






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