過去ログ - とある暗部の三馬鹿(デルタフォース)
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga ]
2014/03/08(土) 00:20:41.05 ID:fcYQAps00
その頃、第3学区にあるVIP用のサロンにて。
「ねぇー、麦野ー。結局、電話が鳴ってるけど出なくていい訳?」
サバ缶を並べている金髪碧眼の女子高生―フレンダ―がソファに身を沈めている栗色の髪の外を歩けば10人中8人は振り向きそうな可愛いというよりは綺麗な 女子高生―麦野沈利―に声を掛けた。
「ほっとけって。私らがやらなくたって他のヤツがやってくれるさ」
だが、その後も電話は鳴り続けた。麦野はブルブルと震え出し、
「うっせーんだよクソ馬鹿!!いつまで鳴らし続ければ気が済むんだ!!」
乱暴に携帯を掴み電話相手に叫んだ。
『こ、こいつときたら!こっちだって好きで連絡してる訳じゃないんだっつーの!!』
電話相手は女性のもので、いつも指示を出してくる謎の人物だ。
『3日後に第10学区にあるウイルス研究所の護衛をしなさい!』
「私ら忙しいからムリー」
『ムリーじゃないわよ、コラ!!さっさと仕事しろーー!』
「うるさいなー、やりゃいいんでしょ?や・れ・ば!」
『む、ムカつく言い方しやがって、小娘がっ!ま、とりあえずやっといてよねー!』
麦野はぎゃあぎゃあ喚いていた女性との通話を切った。そして、B級映画のパンフレットを見ていた少女―絹旗最愛―、目を開けながら寝ていた脱力系の少女―滝壺理后―、フレンダを呼び集めると、
「3日後に研究所の護衛ね。一応全員参加だから」
言われた3人はコクンと首を振り、また元の場所に 戻っていった。 それを見ていた4人の少女で構成された暗部組織《ア イテム》のリーダーであり、第4位『原子崩し』の麦野が、
(たかが研究所の護衛だけでこのアイテムが使われる訳がない…絶対に何かがあるはず!)
と、考えていることに3人は気付かなかった。
そして、3日後。5月30日。 2つの暗部組織がぶつかる中、上条は自身が闇に堕ちる原因となった《守れなかったもの》と出会うことになる。
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