過去ログ - モバP「アイドルに、恋をした。」
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37: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:09:47.22 ID:khfqtZNbo
「えー気になるな−、プロデューサーさん秘密ですかー?」
と、悪意の無い表情で聞かれるとつい打ち明けたくもなるが、
38: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:12:25.92 ID:khfqtZNbo
「してたじゃないですか−、恋愛相談。
トレーナーさんの意見も聞いたらいいんじゃないですか?」
「いや恋愛相談っていうか…
39: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:15:11.22 ID:khfqtZNbo
「んー…そうですねー…想いを伝えたいなら」
「いや伝えないですけどね?」
40: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:18:01.49 ID:khfqtZNbo
「お役に立てたら嬉しいです。
プロデューサーさんなら、結構すんなりイケると思いますよ?」
なんて励ましてくれるのは嬉しいんだけど、
41: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:20:41.11 ID:khfqtZNbo
…
「プレゼントねぇ」
42: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:23:03.59 ID:khfqtZNbo
「何買おっかなー」
大層な量のチョコが入った紙袋を抱えながら、
若者に人気の通りを歩く。
43: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:25:29.27 ID:khfqtZNbo
「てかスーツ目立つなぁー」
完全に仕事帰りの服装で来てしまったから、
明らかに周りのキャピキャピした学生たちから浮いてしまっている。
44: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:28:29.22 ID:khfqtZNbo
それなりに長いこと美穂といっしょにやってきたから、
ちょっとした物の好みくらいは把握しているつもりだ。
もっとも、美穂はとにかくクマをモチーフにしたキャラクターにご熱心で、
45: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:30:39.27 ID:khfqtZNbo
けどやっぱり、どこか寂しい。
今この隣に美穂が居てくれたらな。
46: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:32:56.69 ID:khfqtZNbo
スケジュールを気にしないで、自由に街を巡ってみたり、
取材の記者なんかに構わないで二人で喋ってたり、
47: ◆.Mr/yML.F.[saga]
2014/03/03(月) 23:36:06.68 ID:khfqtZNbo
「…」
目に飛び込んできたのは、
手のひらにのる程小さく可愛らしいクマのぬいぐるみ。
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