過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2014/03/16(日) 01:50:31.17 ID:ZkQhkJ6C0
「旦那様」
最後に声をかけてきた山川さんの方へと振り返る。
「あ、あの」
「旦那様」
何か言おうとする私の言葉を遮り、山川さんは話し出す。
「私は、坂本少佐や歳江様のように、直接的に旦那様を支えて差し上げることは出来ません。ですが、私はずっと祈り続けております。旦那様がまた、扶桑で待つ私の下に帰って来てくださることを。私の…………気持ちは通じませんでしたが、それでも旦那様をお慕いする気持ちには変わりありませんから」
「ありがとう……ございます」
「やめて下さいよ、旦那様が使用人に敬語だなんて……ふふ」
そう言って笑う山川さんの表情は、とても数か月前に女学校を卒業したばかりとは思えない。
この方なら、きっといい教師になるだろう。
根拠はないが何故かそう思えた。
山川さんの言葉に頷きを返すと、私は3人に正対し、敬礼をする。
「…………それでは、土方圭助、行ってまいります」
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