過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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坂本圭助
◆SWi.TNPI7Y
[saga]
2015/03/20(金) 23:19:04.30 ID:juRTjgHq0
バルクホルン大尉は呆れたように言葉を続ける。
「別にどうしても欲しいってわけじゃない。こんな奴のサインなんぞにそこまでしなくても」
「いいの。もう決めたから」
「ハルトマン…………?」
そう言って怒ったようにマルセイユ大尉を睨みつけるエーリカさん。
バルクホルン大尉はいつもと違うそんな彼女の態度に、戸惑いの表情を浮かべている。
一方マルセイユ大尉はといえばそんなエーリカさんの視線を正面から受けても、涼しげな表情を崩さないで言い放った。
「よし、決まりだな」
じりりりりりりりっ!
「通達します。全ウィッチは速やかにブリーフィングルームに集合してください。繰り返します。全ウィッチはブリーフィングルームに集合してください」
大尉の言葉が合図になったかのように作戦発動を知らせる警報ベルとミーナ中佐の放送が流れる。
「時間だ……行くか」
そう言って部屋を駆け出すマルセイユ大尉に続き、エーリカさんとバルクホルン大尉も駆け出して行った。
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