過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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坂本圭助@jueajase
[saga]
2015/08/31(月) 22:19:02.06 ID:Fj6G85Yi0
「では、オペレーション・マルスについて説明いたします」
作戦室にて、壁にかけられた作戦図を前に、館長代理が話し始める。
「作戦の要となるのはこの大和と、そして隣に随伴する天城です。当艦隊はこのままウィッチ隊のエアカバーの下アドリア海を北上し、
ヴェネツィア上空に居座るネウロイの巣へと接近します」
その言葉に従い、副官は手に持った指揮棒の先をヴェネツィアへと近づけていく。
「そしてヴェネツィアに十分近づいたところで我々は全員天城へ移乗、移乗を確認したところで大和の魔導エンジンを起動、大和のネウロイ化を開始します」
当初の計画ではネウロイ化した後も大和にエンジン制御のための人員を残す計画であった。
しかし、人が乗った艦船をネウロイ化するという危険性、またそうした場合大和に残った人間には実質的に生還が望めない特攻攻撃となることの非人道性を
杉田司令が強硬に主張してくださったおかげで、今の作戦内容となったとのこと。
「そのまま大和は浮上したのちネウロイの巣へと突入し、主砲のゼロ距離射撃によりコアを撃破いたします」
そういって副長は言葉を切る。
成功したとしても大和はもはや使い物になるまい。
扶桑の誇る世界最大の戦艦を使い捨てにするこの作戦に、誰もが緊張した面持ちを隠せない。
「魔導エンジンによってネウロイ化した大和を制御できるのは10分間。その間に大和をネウロイの巣に隣接させねばいけません。ウィッチ隊、および諸国連合艦隊の役割は
大和に近づくネウロイの排除と大和の護衛となります」
「土方兵曹、ウィッチの皆さんの状態はどうだ?」
そう言って司令は私に視線を向けてくる。
それが合図となったかのように室内の視線が私に集中してきた。
私は目を閉じて501の皆様の顔を思い浮かべた。
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