過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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20
497
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:09:32.22 ID:iqTliAPd0
「……?」
数瞬の後、予想していた衝撃はしかしやってこなかった。
再び空を見上げる私の目に映ったのは――――
以下略
498
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:10:52.01 ID:iqTliAPd0
「どうやらネウロイの方も容易に通してはくれぬようだな」
「は」
隣から聞こえてきた杉田司令の言葉に返事をする。
ネウロイの側もこの攻撃が今までの人類側の反撃とは桁が違うのを認識でもしているかのように、休む間もなく小型のネウロイを繰り出していた。
以下略
499
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:11:17.65 ID:iqTliAPd0
「ネウロイの巣まで距離11,000!『大和』乗員は『天城』への移乗を開始してください」
「うむ……全員、移乗開始!」
「移乗開始!」
杉田司令の号令を復唱すると、艦長代理は司令の下に歩み寄ってきた。
以下略
500
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:12:02.69 ID:iqTliAPd0
「了解いたしました」
「土方兵曹、貴官も……」
こちらに顔を向けてくる杉田司令。
しかし、私は首を振った。
以下略
501
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:12:37.90 ID:iqTliAPd0
艦橋よりウィングに出て、双眼鏡で空を見上げる。
上空にて繰り広げられているドッグ・ファイトは徐々にウィッチの皆様が押され始めていた。
いつも飄々としているエーリカさんやシャーリーさんの表情からも余裕が消えている。
私はもどかしい思いを抑えて双眼鏡を横に動かし、見慣れた扶桑の白い制服を探す。
それは程なくして見つかった。
以下略
502
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:13:58.02 ID:iqTliAPd0
「坂本さん!」
思わず駆け出そうとした私を押しとどめたのは背後よりかけられた声であった。
「土方兵曹!」
以下略
503
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:14:30.57 ID:iqTliAPd0
「…………しかし!」
「土方兵曹」
私の反論に、杉田司令は怒るでもなく私の肩に手を置き、目を正面から覗き込んで落ち着いた低音で静かに言葉をかけてくださった。
その言葉は年齢を重ねた方のみが持ちうる威厳に満ちており、私の心を落ち着かせてくれた。
以下略
504
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:15:13.09 ID:iqTliAPd0
海上を進む短艇の上に立ち、私と杉田司令は遠ざかる大和から視線を外せずにいた。
「間もなく天城に到着します」
「うむ」
以下略
505
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2015/09/30(水) 23:16:12.81 ID:iqTliAPd0
以上で終わりです。
1か月1話のペースが定着しちゃいましたね……何とかしないと。
それでは。
506
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/09/30(水) 23:31:11.94 ID:FryZn+wpO
乙です
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