過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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51:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/04/04(金) 23:42:27.96 ID:X7qd+Hk50
少佐と私が扶桑より帰還して数日たった。
月明りの下、久しぶりのロマーニャ基地の廊下を歩く。
いつの間にか日課となっていた夜の見回りである。
ここを離れていたのは1か月ほどのはずだが、それでもどこか懐かしい気分になるのだから不思議なものだ。
ここ数日はネウロイの襲撃も落ち着いているようで、折角帰ってきたのに、と坂本少佐も些か不満そうにしていた。
しかし、私としては北郷中佐やミーナ中佐にい少佐の事を頼まれた身である。
無事これ名馬、と言うわけではないが出撃がないのは私にとっては喜ばしい事であるように思えた。
そんなことを考えながら廊下を歩いていると、前の方に小さな人影を認めた私は足を止める。

(あれは……サーニャさん?)

遠目からでもはっきり分かる、月光を受けて銀色に輝くその髪は、間違いなくサーニャ・V・リトヴャク中尉の物であった。
夜間哨戒から帰還したところなのであろう、眠そうにふらふらしながら歩いているのもいつものことである。
しばらく躊躇った後、私は意を決して声をかけた。



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