過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱　その3【土方×もっさん】
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542:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/12/31(木) 23:57:25.34 ID:0sF2Ugzb0

「坂本少佐より通信」

通信士よりインカムをひったくる勢いで受け取る杉田司令。

「こちら坂本です」
「少佐！何をする気だ！」
「大和の魔導エンジンが停止したのでしょう？私が大和に乗り込んでエンジンを起動させます」

少佐の言葉に、艦橋の全員が驚いた。
魔力によって守られているとはいえネウロイ化した戦艦に生身で乗り込むなど、正気の沙汰ではない。
確かにそうだ。
しかしその狂気の沙汰を行うのは、坂本美緒少佐であるのだ。

「しかし坂本さん、貴女の魔力はもう……」
「分かっています。だが皮肉なことに今まで全く戦力になっていなかった私だけが魔力を残しているのも事実です」
「坂本さん……」
「都合が悪ければ私の独断という事にしてくださって結構です。あとで軍法会議でも何でも受けます。…………ですからどうか私に、最後の働き場を与えて下さい！！」

少佐の叫びに皆が言葉を失う。
そしてその時。

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