過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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579
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名無しNIPPER
[sage]
2016/03/09(水) 02:39:36.63 ID:7lNp5xtKO
乙!
580
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/03/11(金) 03:36:32.59 ID:wdAUANQuo
乙です
581
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/04/09(土) 00:10:06.62 ID:SObRGUowo
ほ
582
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/04/12(火) 15:56:23.05 ID:LbQT7Opgo
しゅ
583
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[sage]
2016/04/16(土) 03:16:48.67 ID:iKzq+A+X0
こんな時間に失礼します。
昨晩からの熊本地震で余震が続いていてなかなか眠れないので明日投下予定だった次話を投下させていただきます。
お待たせして申し訳ありませんでした。
584
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2016/04/16(土) 03:17:39.92 ID:iKzq+A+X0
部屋から漏れ出てくる、鼻を突く薬品の香り。
航空母艦「天城」の医務室の前に、私はミーナ中佐とともにいた。
「美緒……」
以下略
585
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2016/04/16(土) 03:18:13.71 ID:iKzq+A+X0
「私の我儘だと思うけど、美緒にはいろいろ無理させちゃったから」
そう答える中佐の表情は暗い。
一度は停止した大和の魔導エンジンを再起動させるため、坂本さんは一人で雲霞のごときネウロイの中を出撃していかれた。
そのことを仰っているのだろう。
以下略
586
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2016/04/16(土) 03:18:46.39 ID:iKzq+A+X0
そう答えると、中佐は小さく礼を言って私の前に立ち、じっと私の目を見つめる。
暫くそうしていると、急に私に縋りつくように胸に体を預けてきた。
「ちゅ、中佐!?」
「……ごめん、しばらく胸貸して。美緒にはあとで謝っとくから」
以下略
587
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2016/04/16(土) 03:19:39.71 ID:iKzq+A+X0
「……ふぅ」
それから何分経ったであろうか。
大きく息をつくと、中佐は私の胸から離れる。
その表情は、いつも通りのミーナ中佐であった。
以下略
588
:
坂本圭助
◆ENoaiFO/XE
[saga]
2016/04/16(土) 03:20:21.71 ID:iKzq+A+X0
それからまた、しばらくの時間が経つ。
私は公式には連合艦隊司令である杉田代将の従兵という立場であるから、医務室前で無為の時を過ごすなど許されないはずである。
……筈、なのだが、杉田司令はそんな私に「艦内巡視」の名目で頻繁に艦内を自由に動く許可を与えてくださっている。
そんな司令には感謝の気持ちしかない。
以下略
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