過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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95:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2014/05/07(水) 09:42:16.56 ID:h+d0CnBf0
「あ、あの……土方さん?」

坂本少佐が去り、私と宮藤さんの二人となった司令室前で宮藤さんが意味が分からないというような視線を向けてくる。
……そういえば、宮藤さんに事情を説明していなかった。
私は先ほど坂本少佐から聞かされた推測の一部始終を話す。

「えー!ね、ネウロイもがっ!」
「み、宮藤さん!まだそれは…………」

大声を上げかけた宮藤さんの口を掌でふさぐ。
坂本少佐自身、はっきりと確証がとれたわけでもないと仰っていた。
ならばいたずらに不安をあおるようなことはしないが吉であろう。

「んー!んー!」
「あ、す、すいません!」

息苦しそうに身をよじる宮藤さんの様子に、慌てて手を離す。

「ぷはっ!もう…………土方さん、い、いきなり何ですか!?」
「も、申し訳ございません……その」
「そ、その……理由は分かりますけど、その、も、もう少しやり方というか…………」

顔を赤らめてもじもじとする宮藤さんに、こっちまで恥ずかしくなってくる。

「…………」
「…………」

お互い、一言も発することもできないままに数分が過ぎる。


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