26: ◆rzGQJCFW/2
2014/03/06(木) 00:02:20.30 ID:qJyV+dDAO
「父さんとの事、聞いたよ」そう言うと、賢者は目を逸らした。しかし、俺は構わず話を続けた。
「それと、賢者が俺を子供の頃から、ずっと守ってくれた事もな」
「!」その言葉を聞いた賢者は、驚いた顔で、俺を見返した。
有難うな。俺は感謝の言葉を伝えた。然し、賢者は無言のままだ。
「もう、父さんはいない。あれは偽物だ。それに……母さんも、俺も恨んじゃいないよ」
それでも、賢者は何も言わなかった。
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