43: ◆rzGQJCFW/2
2014/03/07(金) 00:45:41.17 ID:BfNML8NAO
「勝負だ!魔王!」
俺は魔王に剣を向け、仲間たちも、戦闘態勢に入った。然し、そんな俺たちを前に、魔王は悠然と椅子に座り、話し始めた。
『まあ、待て。余と闘いたければ、先ずは前座を倒してからにしてもらおう』魔王が下劣な笑みを浮かべる
「前座だと?」俺は、何か悪い予感を感じた。『そうだ、余の忠実な配下…』
魔王は、そう言い放ち指を鳴らした。
勇者たちの眼前に漆黒の稲妻と共に、人影が現れた。
『元勇者んんんん!貴様の父親だ!!』
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