過去ログ - 岡部「真実は無く、許されぬ事など無い」
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17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/05(水) 18:12:30.43 ID:le+00tLo0

銃声。
火薬の臭いが、ラボに満ちていく。

そして、鼻を突く生臭い酸鼻なる臭いも。

まゆりは額を撃ち抜かれていた。
岡部倫太郎の、目の前で。

あまりの衝撃に理性を失い、萌郁に襲いかかろうとする岡部。それを必死で止める紅莉栖。
蹲り、泣き叫ぶ橋田。そして、暗黒の筒先を向けて沈黙する、ラウンダー。
その場を一言で言うなら、地獄だった。

抵抗する力も無い。逆らえば殺される。逆らわずとも……。

どうして……岡部は必死で抵抗しようとした。
あの無垢な笑顔も、あの時折見せる悲しい表情も。
空に向けて広げた、あの手も。
もう、二度と見られないなんて。



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