過去ログ - 岡部「真実は無く、許されぬ事など無い」
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20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/05(水) 18:14:41.58 ID:le+00tLo0

岡部はすぐに動いた。タイムリープマシンを操作し、この襲撃を免れる為に。
紅莉栖もそれに続いた。
萌郁が何か叫んでいたが、鈴羽のせいで釘付けになり動けなかった。

焦りと沸き立つ血のせいで、手が思うように動かない。
ラウンダーが少しずつ意識を取り戻しているのがわかる。
早くしなければ、早くしなければ――気持ちが急き、操作が進まない。

そしてついにラウンダーの一人が起き上がり岡部達に襲いかかった。
岡部は自身の作ったガジェットで煙の幕を張り、時間を稼いだ。

銃が乱射され、体に弾を受けながらついに操作が完了した。
紅莉栖は叫ぶ。本当に良いのかと。

やるしかない。俺が飛ぶしか無い。
こんなふざけた現実を、変える為に。

燃えるような痛み、そして耳を裂く音の中。
まゆりを、残して。


「……飛べよぉおおおおおおおっ!」


岡部は、タイムリープした。



――


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