過去ログ - 岡部「真実は無く、許されぬ事など無い」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/05(水) 18:32:38.08 ID:le+00tLo0
「……私は、失敗した……失敗したんだ……」
「……」
「おじさんの希望を壊して、戦士として失格で……なのに……」
「……」
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
「……鈴羽……」
唇を噛み締めながら啜り泣く鈴羽をそれ以上追及する事はできなかった。
「ごめんなさい……ごめん、なさいっ……」
「オ、オカリン……鈴羽を赦してあげてよ。鈴羽がいなかったら、僕まで危なかったんだから、さ……」
「……くっ」
岡部は放るように、謝り続ける鈴羽から手を放した。
鈴羽はそれからしばらく俯いていたが、涙を拭うとなにやらそそくさと荷物をまとめ始めた。
岡部は鈴羽から視線を外し、タイムリープマシンがかつてあった場所をただ睨んでいた。
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