過去ログ - 岡部「真実は無く、許されぬ事など無い」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/05(水) 17:59:26.63 ID:le+00tLo0
「二人共! こっち!」
少女は予定していたルートを変更し、少々遠回りをする事にした。
欄干を超え、川の真横を走る。
川沿いに走っていると、途中に鉄の柵がついた侵入禁止の扉があった。
その扉を見るなり、少女は川に面した家に飛び付き、塀、窓、そして屋根へと猫のように素早く昇るとすぐさま飛び降り、扉の向こう側に着地した。
そして素早く鍵を開け二人を通し、すぐに扉を閉めた。
追手は扉に阻まれ、こちらに来れないようだ。
怒号はどんどん遠くなっていく。
これで少しは楽になる。少女は安堵し、息を切らす二人の速度に走りを合わせた。
しかし、安堵した束の間。妙な物音を聞いた。
後ろを見る。どうやら一人だけ自分と同じように扉を超えて来た者がいたらしい。
その身体能力から察するに、何らかの訓練を受けた者だろう。
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