過去ログ - 岡部「真実は無く、許されぬ事など無い」
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96:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/07(金) 17:06:02.58 ID:HJOs9Erg0


「……」


ついに、この時が来た。

岡部の鼓動は、戦闘状態におけるそれになっていた。
アドレナリンが脳内に湧き、毛細血管は開き、血と闘志を全身に巡らせんと力強く心臓が猛っている。


「……遂に、来たか」


橋田が岡部の気持ちを代弁するように呟いた。
鈴羽も、神妙な顔つきで二人の顔を見ていた。


「……父さん、おじさん。覚悟は、出来てるよね」

「……今更、それを聞くのか」

「あはは……まぁ、そうだよね。この日の為に、岡部倫太郎と父さんは頑張って来たんだ」

「……あぁ、そうさ」


橋田も力強く頷いた。
二人の決意は、互いに劣らずに堅いものになっているのだ。

テンプル騎士団に、一矢報いる為に。



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