173: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/17(月) 11:46:11.33 ID:4s0ugJ+h0
純「あんたさぁ……律先輩も光太郎さんも、所詮とかその程度の存在なわけ?」
梓「……それは」
純「違うでしょ!?だったら、ああもボロクソに言われて悔しくないの!?
174: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/17(月) 12:06:07.69 ID:4s0ugJ+h0
純「……だったら」
梓「だったら何?私にあの化け物と戦えって!?」
純「そうだよ!光太郎さん言ってたじゃん、あんたが光太郎さんをこの世界に呼んだって」
175: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/17(月) 12:11:50.84 ID:4s0ugJ+h0
梓「……うい……?」
憂「確かに、梓ちゃんの言った通り……また怪獣が出てきたら、みんな死んじゃう」
憂「私達は、ただの女子高生でしかない」
176: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/17(月) 12:24:23.66 ID:4s0ugJ+h0
梓「何かを?」
憂「うん。だって光太郎さんは、梓ちゃんのこと、とっても大事に思ってたもん」
憂「ここで私たちが諦めたら、光太郎さんに申し訳が立たないでしょ?」
177: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/17(月) 12:47:20.89 ID:4s0ugJ+h0
梓(そうだ……光太郎さんはいつも前を見てた)
梓(強い敵にも見えない壁にも、全部体当たりでぶつかってた)
梓(自分とは全く関係がない、この世界を守るために――)
178: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/17(月) 19:54:22.21 ID:4s0ugJ+h0
――
『こちらアズサ――これより目標を追跡します!』
梓(何これ……)
179: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/17(月) 22:43:26.60 ID:4s0ugJ+h0
――
―
『――敗者の反対が……勝者だとは限らないぞ!』
180: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/18(火) 01:45:53.82 ID:u6AIsKzJ0
梓(そうか……今はっきりわかった)
梓(ヤプールがなんで私を知っていたのか)
梓(そして、私を時々襲った既視感、聞こえてきた私自身の声)
181: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/18(火) 02:00:10.08 ID:u6AIsKzJ0
梓「………」パンッ!
憂「梓ちゃん?」
梓「皆さん。取り乱してすみませんでした」
182: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/18(火) 16:12:12.47 ID:4LYM+H+I0
梓「純、ありがと……ひっぱたいてくれて」
純「いいってことよ!」
憂「頑張ろうね!」
183: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/18(火) 16:15:08.19 ID:4LYM+H+I0
梓「私たちの演奏を律先輩に届けるんです。そうすれば、律先輩も元に戻るかもしれません」
唯「おお〜!あずにゃん、ナイスアイデア!」
紬「確かに……こんな時だからこそ、音楽なら心に響くはずだわ」
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