210: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/21(金) 22:51:13.33 ID:kg+f9A5g0
律「……って、みんな!?なんだよこれ、ドッキリか?ドッキリなのか?」
梓「何言ってるんですか。律先輩が仕掛人ですよ?」
211: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 12:56:02.52 ID:KUB7w3vV0
澪「――な!?」
紬「こ、この声……」
『フハハハハハッ!!残念だったな、地球人ども!!』
212: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 12:56:38.72 ID:KUB7w3vV0
澪「――な!?」
紬「こ、この声……」
『フハハハハハッ!!残念だったな、地球人ども!!』
213: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 12:58:24.08 ID:KUB7w3vV0
『馬鹿め!我々の怨念がその程度で消えると思ったか!』
『その小娘を操っていたのは無数にいる我々の思念体のほんの一部だ』
『わずかでも希望を与えておけば、後で絶望した時のエネルギーも増す……だから利用しただけだ』
214: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 13:00:38.34 ID:KUB7w3vV0
『もっといたぶってマイナスエネルギーを取り戻してやりたいが、もはやそうも言ってられんようだ』
『まとめてお仲間ごと死ぬがいい!!最後の希望と共に――』
『キュルルルルルルル!!』
215: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 13:02:45.43 ID:KUB7w3vV0
――地面が、迫ってくる。
瓦礫と共に落ちていく感覚が、まるでスローモーションのように感じられた。
(そうか――私、死んじゃうんだ)
216: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 13:03:40.82 ID:KUB7w3vV0
――――
―――
――
―
217: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 13:04:46.39 ID:KUB7w3vV0
『――梓ちゃん』
「!?」
突然、頭の中に声が響いた。
218: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 13:12:18.59 ID:KUB7w3vV0
梓「え、うそ……どうして」
頭が混乱している。
いったいぜんたい、どういうことなのか。
219: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 13:14:37.24 ID:KUB7w3vV0
ふと前を見れば、目線は屋上にいた時よりも遥か上にある。
この赤くて大きな手、暖かい光、もしかしてだけど――
梓「私が……ウルトラマンタロウに!?」
220: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/22(土) 13:15:55.93 ID:KUB7w3vV0
タロウは皆さんを優しく地面に下ろすと、怪獣を鋭く見据えた。
『キュルルルルル……!!』
梓「で、でかい……」
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