256: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 01:40:55.31 ID:8Zo7JWMQ0
梓「うぅ……ぁ……」
駄目だ。
目の前がゆらゆら揺れて、何もわからなくなっていく。
守りたい。負けられない。
257: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:00:34.75 ID:8Zo7JWMQ0
――
―
紬「ひどい……なんて強さなの」
258: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:04:41.86 ID:8Zo7JWMQ0
律「私はな!何が何だかわからんうちにあんなバケモノの手伝いしてたんだぞ!」
律「それで梓にもウルトラマンにも迷惑かけて、その二人に助けられた!」
律「それなのに……あいつが傷つくのを、ただ見てるだけなんて……情けないだろ!」
259: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:08:11.03 ID:8Zo7JWMQ0
純「私も――いえ、みんな思ってるはずです。ウルトラマンを、梓を助けたいと」
律「ああ……でも、どうやって」
憂「弱気にならないことです」
260: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:18:25.15 ID:8Zo7JWMQ0
律「信じるったって……二人とも、どうしてそんな落ち着いてられんだよ」
純「知ってるからですよ。――この戦いの結末を」
憂「こういうのって、最後はヒーローが勝つじゃないですか?」
261: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:24:02.29 ID:8Zo7JWMQ0
澪「なんだ!?地面から、光が――」
紬「――光がいっぱい!」
唯「ウルトラマンに……向かってく」
262: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:26:30.60 ID:8Zo7JWMQ0
律「みんな集まれ!この光とつながるんだ!」
紬「……わかったわ!」
唯「了解です隊長!」
263: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:30:32.92 ID:8Zo7JWMQ0
(……う?)
突然、闇の中に光が生まれた。
初めはぽつりぽつりとだったのが、やがて仄かながら確かな光となり、私の中へ流れていく。
264: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:31:29.24 ID:8Zo7JWMQ0
純「梓……いくよ」
憂「この光……受け取って!」
梓(――ありがとう!!)
265: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/23(日) 16:34:41.34 ID:8Zo7JWMQ0
『ぬぅ……なぜだ!?なぜこんな力が!?』
さらに続けて左の一撃を打ち、もう一度右のストレート。
火花が散り、グランドキングが倒れ込む。
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