49: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 15:40:38.55 ID:Qzu6s8XU0
突っ込みどころは山ほどあるが、果たしてどこから……
梓「どうぞ。麦茶で申し訳ないですけど」
光太郎「ありがとう」
50: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 15:41:20.46 ID:Qzu6s8XU0
梓「えっと……じゃあまず名前から」
光太郎「東光太郎だ。よろしく」
梓「中野梓です。よろしくお願いします」
51: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 15:43:13.90 ID:Qzu6s8XU0
梓「あ!いえ……その、ものすごく変な質問になるんですが」
光太郎「……僕の、正体のことか?」
梓「!? どうして」
52: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:06:09.46 ID:Qzu6s8XU0
光太郎「もっとも、光太郎とはいろいろあって別れたんだ。だから、今は東光太郎の姿を借りている」
梓「――そうなんですか」
梓(どうしよう。まさかこんな食卓で未知との遭遇やるなんて)
53: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:07:51.60 ID:Qzu6s8XU0
光太郎「まさか、そんな世界にたどり着くとは……なんてことだ」
梓「たどり着く?」
光太郎「ああ。宇宙で異常な量のダークマターが検出されて、太陽系で調査をしていたんだけど……」
54: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:09:26.01 ID:Qzu6s8XU0
――ズズゥン!!
タロウ「ぬおぉっ!次元振動か!?」
『もう奴らが――時間がないわ!』
55: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:10:34.94 ID:Qzu6s8XU0
梓「それって、パラレルワールドってやつですか?」
光太郎「よく知ってるね」
梓「前に小説で読んだことがあって……本当にあるとは思いませんでしたが」
56: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:11:10.73 ID:Qzu6s8XU0
梓「だって、この世界では行く当てがないでしょう?」
光太郎「いや、僕は野宿でいいよ」
梓「それはダメです!今出歩いたら、またさっきの二の舞じゃないですか」
57: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:11:41.76 ID:Qzu6s8XU0
梓(……うう、ん……)
さて。
湯船に浸かりながら、改めて思う。
58: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:12:54.96 ID:Qzu6s8XU0
光太郎(――駄目だ、テレパシーが繋がらない)
光太郎(やはりあの怪獣の影響か、この世界では少なかったマイナスエネルギーが一気に増殖している)
光太郎(どうやらこの世界に怪獣は存在しないようだが、やはり例の悪魔が呼んだのか?また怪獣は現れるのか?)
59: ◆msERmnjtBE[saga]
2014/03/08(土) 16:13:20.50 ID:Qzu6s8XU0
梓「?」
光太郎(――ん?)
梓「……あの、どうしました?」
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