過去ログ - ホワイトアルバム 2 かずさN手を離さないバージョン
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10:黒猫
2014/03/06(木) 10:31:50.29 ID:+mPTnUep0
春希「曜子さん。タクシーの準備できました」

曜子「今は行けないわ」

かずさ「どうして?」

曜子「今出ていくとマスコミに捕まってしまうじゃない。
   春希くんを引き抜くときに、私の病気の独占インタビューを取引につかったの。
   その雑誌が発売されるのが3日後。
   だから、それまでは隠さないと」

かずさ「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」

曜子「そうであってもよ」

春希「俺たちがマスコミを引きつけます」

かずさ「春希?」

曜子「任せてもいい?」

春希「任せてください。
   そのためには、かずさの協力がいる」

ちょっとした作戦を提案した。
といっても、予定通りかずさがインタビューを受けるだけだ。
それでも、マスコミの目は、今日の主役のかずさに向けられるはず。
曜子さんも美代子さんも、他の案がないし、
確実そうなのはこれしかないという顔だった。
ただ一人を除いて。

かずさ「無理だよ。そんなの無理だって!
    会見中、泣きだすかもしれないし、
    今だって自分が何を言ってるか理解していない」

春希「俺もかずさと一緒に会見行くから。
   かずさが、インタビュー受けているとき、ずっと隣にいるからさ。
   もうちょっとだけ、がんばってくれよ」

かずさ「はるき。・・・途中で泣きだすかもしれないぞ」

春希「コンサートで感情が高まってしまったって、フォローするさ」

かずさ「わけがわからないこと、口走るかもしれない」

春希「興奮状態だって言ってやるよ」

かずさ「緊張に耐えきれなくなって、お前に抱きつくかもしれない」

春希「婚約したって言ってやる」

かずさ「はるきぃ・・・・」

春希「二人ならうまく切り抜けられる」

かずさ「わかったよ。いくよ。・・・でも、何があっても責任取れないからな」



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