過去ログ - 漣「おいゴラァ!」 提督「え、なに?」
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31:じゅんけい
2014/03/06(木) 15:58:09.37 ID:/u+MFUFh0
提督「おぉ、金剛。よほど怒られたいと見た」

どうやら聞こえていたらしい。

金剛「あー、えー・・・あはは」
以下略



32:じゅんけい
2014/03/06(木) 15:59:59.78 ID:/u+MFUFh0
金剛「失礼しマス」

私は提督に言われた通り、提督の部屋に来た。

提督「おう、はいれ」
以下略



33:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:03:47.02 ID:/u+MFUFh0
私は唖然とした。私自身漣の話をするため、今夜提督の部屋に向かうつもりでいた所、こんな形で来ることになるとは思いもしなかった。斯く言う提督も、同じ考えで私を呼んだことについて、やっぱりこの人は優し過ぎるヨ、と呆れる反面、内心漣を羨ましく思う。

提督「ほら、他人の目からみてどう映ったか、とか色々」

金剛「・・・少々危なっかしい所はあったケド・・・全体的には悪くないヨ」


34:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:06:10.04 ID:/u+MFUFh0
提督「そうか・・・あいつな・・・自分が今回の任務の足をひっぱってたって言ってたんだ」

金剛「・・・漣にお風呂で聞いたヨ」

提督「あいつ・・・これからもそのことを悔やんだりするかなぁ」
以下略



35:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:06:48.39 ID:/u+MFUFh0
提督「やっぱり俺個人としては心配なんだよな」

金剛「・・・・・・だからと言ってどうするんデスカ?」

提督「だからこそ、今の俺にはしてやれることがないんだ。時が解決してくれれば万々歳だけどな」
以下略



36:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:08:11.23 ID:/u+MFUFh0
金剛「それは.........違うと思いマス」

金剛「提督の采配は間違ってないデス。それは漣が望んだものだから」

提督「でも望みを叶えたのは俺個人の思いだけじゃなく、利己的な打算もあったからだ」
以下略



37:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:08:51.14 ID:/u+MFUFh0
提督「そうやってお前たちは、遠征隊や攻略隊に分けられてきた。本人の性質や意志など加味せず、能力だけで判断されて、だ」

金剛「じゃぁ今までの事は、全くの偽善だったっていうんデスカ?そんなに卑しい打算だけじゃないはずデス!」

提督「いいや・・・現に第一艦隊には駆逐艦はいないだろう。このことから見て取れるように、俺の思いや本人の気概なんて希薄なものだ」
以下略



38:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:09:22.34 ID:/u+MFUFh0
金剛「だからそんなに思い詰めないでくだサイ!漣の願いを聞いてあげたあなたに、非はありません!」

提督「たとえ・・・たとえ願いが聞けて、それが行えたとしても、叶わないなら何の意味がある!こんなことになったのは俺のせいだろう!?」

金剛「あなたの采配で全てが決まっても、それを行うのは艦娘である私たちデス!そもそも後押しをしただけで、できなかったのは漣では!?」
以下略



39:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:10:03.09 ID:/u+MFUFh0
金剛「・・・なぜ、そんなにも、優しくあろうとするんデスカ?私にはまったくわかりません」

提督「・・・・・・」

金剛「・・・すみません。言い過ぎマシタ」
以下略



40:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:10:48.76 ID:/u+MFUFh0
提督「おう・・・あ、いやちょっと待ってくれ」

金剛「はい?」

提督「いや、漣の件は置いといてだな・・・今回はお前を怒るために呼んだんだ。それなのに何もなしで帰ってしまうってのはなぁ」
以下略



41:じゅんけい
2014/03/06(木) 16:11:35.66 ID:/u+MFUFh0
金剛「私だけなんて酷いヨ!そこは一蓮托生が普通でショ。だから私も怒らないで欲しいヨー」

提督「そうは問屋が卸さない。といっても俺も怒る気はないから、一つ貸しってことにしよう」

金剛「貸し・・・。はぁ、どうやって返そうカナー」
以下略



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