過去ログ - ビッチ「パンツ見せたげよっか?」オタク「…ふっ」
1- 20
88:1[saga]
2014/03/29(土) 21:13:00.41 ID:QHmGlIC/0
そうしていて、しばらく経った時だった。
風邪で倒れ淋しかったところにピンポイントで優しくされたせいだろうか?
ポツリポツリと、私は自分のことを話してしまっていた。

「結婚したいとか…結婚できないとか…そういうことを冗談交じりに話していたが…」

初めてかもしれない。こんな風に愚痴を零すのは。

「今日痛感したよ」

「独りは…淋しい」

「…」

こいつはどんな気持ちで私の話を聞いているんだろうか?
自分で自分を孤独に追い込むこいつは、私の気持ちを理解してくれるだろうか?

「風邪をひいて、動くことすらままならなくて…そんな状態で、たった一人でいるのは、辛かった」

「誰かに傍にいてほしいと、こんなにも望んだのは初めてだよ」

「本当に…心細かったんだ」

「死ぬかと思った。吐き気も頭痛も止まらず、喋ることすら満足にできない中で、なんとか今日休む旨だけ連絡して、何もする気になれなくて…ただただ一人眠っていた」

「頭痛で目が覚め、吐き気で目が覚め、咳で目が覚め…そんなことを繰り返しているうちに、どんどん惨めになって…」

「…わた、わた、しは…何を…やっているんだろうと…何故、独りなのかと…私、は…!」

涙をこぼしながらポツリポツリと本音を吐露する。
あぁ、何をやっているんだろう。
こんなことを聞かされるこいつの身にもなってみろ。
何をすればいいのか、何と言ったらいいのかわからないだろうに。
私は教師なんだ。私はこんな惨めな存在であってはならない。私はこいつらに頼ってもらえるような立派な人間であるべきなんだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
113Res/67.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice