過去ログ - エドワード「賢者の石の手掛かりを探しに巨人の街へ行く」
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40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/29(土) 23:59:29.08 ID:dp/aGng90
ウィンリィ「いいんですか? 追い掛けなくて…」

リザ「ここにいることで大佐の身を護れるのであれば、追い掛ける選択は断念するべきね」

ウィンリィ「ここにいることで?」

リザ「大佐の動向を周囲に嗅ぎ付けられないように私があの手この手で情報操作してるのよ」

リザ「単独、という点で強く念を押されたということは、今回の動きが知られてはまずい事柄が少なからず存在しているということ」

リザ「なら私の仕事は決まっているわ」

ウィンリィ「…」

ウィンリィ「リザさんは凄いです」

ウィンリィ「きっと全てを口に出して命じられた訳じゃないんですよね。それでも、何をどうすべきか、最善の手段を冷静に考え出して、即時に行動に移してる」

ウィンリィ「大切な人を護るために」

ウィンリィ「私なんか、心配になっちゃうと、いても立ってもいられなくなって、声を荒げて呼び止めちゃいます」

ウィンリィ「『行かないで』…って」

ウィンリィ「でもリザさんは」

リザ「いえ…」

ウィンリィ「?」

リザ「いつでも冷静になんて、いかないわ」

リザ「平静を欠いて、ホムンクルスの一言に一時は打ちひしがれた……そんなこともあった」

リザ「それに、ウィンリィちゃんなら大丈夫」

リザ「あなたは大切な人の背中に、追い越すことも無く、見送ることも無く、その後ろにずっと着いていられる優しさがある」

リザ「私にはそう見えるけれど?」


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