過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第31位【アラフォーマーズ】
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39: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2014/03/06(木) 23:20:07.62 ID:TNuznZ9Lo


 ――――全国麻雀プロ・アマチュア合同タッグ大会。


 全国国民麻雀大会とは異なる、そんな大会。

 丁度新春、そろそろ桜も咲き出すかも知れない――梅は咲いているけど――というそんなとき。

 須賀京太郎は――


京太郎「……はぁ」


 捨てられた仔犬、いや寧ろある程度育てられた成犬のように肩を落とした。

 いや、犬に肩があるのかは知らないが。


 タッグと来たら、当然自分と彼女が出るものとばかり考えていた。

 恐らくは日本一――気持ち的には、世界一と言いたいほどのタッグであるのだ。

 それは、同じ卓についた場合であっても、或いは団体戦方式でも変わらない。

 京太郎はその為に小走やえに求められるという形で、今のチームに入った。

 知ったのは、本人の口からではないのだが……それはいいだろう。


 かつて、プロでも破れない――と言わしめた、白水哩と鶴田姫子のコンビを、

 その能力を、支配力などというオカルトによらずに、作戦と特性で打ち破ったのは自分達だけ。

 だから、必然的に自分と小走やえはタッグとして大会に出るものだと確信していたのだが――


やえ『悪いけど、あんたとのコンビはちょっと解消するからね』


 ――と、フラれた。



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